松山がマスターズ以来の参戦! R.マキロイ、R.ファウラーと同組
更新日:2016/05/05 18:49
掲載日:2016/05/04 11:45
米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権が現地時間5日、ノースカロライナ州クエール・ハローCで開幕。連覇を狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)を筆頭に分厚いフィールドが形成される中、日本勢は松山英樹がマスターズ以来の参戦で大きな注目を集める。
昨季20位タイの松山は、今大会3年連続3度目の出場。日本への一時帰国を挟み、約1か月ぶりの実戦となる。前戦のマスターズではメジャー初Vこそならなかったが、その実力を2年連続トップ10入り(7位タイ)で改めて証明してみせた。コンディションは未知数だが、2月のウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンに次ぐ今季2勝目へ、苦戦続く岩田寛とともに初日からファンを沸かせてもらいたい。
優勝候補の筆頭と見られるのは、今大会で唯一2勝を挙げているマキロイ。昨季には大会記録の通算21アンダーで7打差圧勝を飾っており、相性は抜群。マスターズ以来の出場でツアー初白星を挙げた大会の連覇なるか注目だ。また、対抗本命と目されるファウラーにとっても今大会はツアー初勝利を手にした思い出の大会。予選ラウンドでは松山、マキロイ、ファウラーの豪華ペアリングとなったが、松山は今大会を制している2人相手に先手を取れるか。
今週は松山やマキロイ同様、アダム・スコット(豪)やヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らがマスターズ後の初出場。2006年王者のジム・フューリック(米)は、手首負傷による離脱から約7か月ぶりの復帰戦となる。ツアー屈指の難度を誇る上り3ホール“グリーンマイル”を切り抜け、トロフィを掲げるのは一体誰になるだろうか。