L.トンプソンが逃げ切りメジャー初優勝! 2打差単独2位に渡邉
国内女子ツアーの今季公式戦初戦ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップが8日、茨城県の茨城ゴルフ倶楽部 東コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。レキシー・トンプソン(米)が通算13アンダーで日本メジャー初制覇を達成した。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)3位のレキシーは、後続と5打差をつけてのスタート。立ち上がりの1番でバーディを奪い幸先の良いスタートを切ると、3バーディ、1ボギーで前半を折り返す。迎えた後半、10番、11番でボギー、バーディとして、このままスコアを伸ばすかのように思われたが、終盤にショットが乱れ16番、18番でボギー。イーブンパー72で回り、スコアを伸ばせなかったものの、後続と2打差をつけての圧勝となった。
一方、逆転優勝を狙った渡邉彩香は前半2バーディ、1ボギーでハーフターン。レキシーがスコアを落とすなか、残りの5ホールで3つもバーディを奪い、3アンダー「69」でフィニッシュ。競技終了後のインタビューで悔しさのあまり涙をみせる場面もあったが、この日トップタイとなるスコアを叩きだし、通算11アンダーで単独2位となっている。
また、渡邉とレキシーは4日間のうち3日間同組でプレー。日米飛ばし屋対決に注目が集まったが、公式ドライビングディスタンスで1位に輝いたのはレキシーで278.8ヤード、2位が渡邉で265.8ヤードという結果となった。
通算6アンダーの単独3位には、キム・ハヌル(韓)。2位タイからスタートしたイ・ボミはノーバーディ、3ボギーとスコアを落とし、通算5アンダーで飯島茜、ペ・ヒギョン(韓)と並んで4位タイとなった。初日に首位タイに立った19歳の三ヶ島かなは通算1アンダーで菊地絵理香、原江里菜ら4人と並ぶ12位タイ。帰国参戦している宮里美香は通算2オーバー22位タイで大会を終えている。