J.デイが“第5のメジャー”制覇に王手! J.スピースは予選落ち
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間14日、フロリダ州のTPCソーグラスで順延となっていた第2ラウンドと第3ラウンドの競技を終了。世界ランキングNo.1のジェイソン・デイ(豪)が1オーバー73とスコアを落としながらも、通算14アンダーで単独首位をキープ。“第5のメジャー”制覇に王手をかけた。
第2ラウンドの15番からプレーを再開したデイは、そのホールをバーディとし通算15アンダーでホールアウト。第3ラウンドでは3番でボギーが先行すると、6番と8番でダブルボギーを喫し、3オーバーでハーフターン。それでも後半は、11番パー5でバンカーからの3打目を1メートルに寄せてバーディとすると、16番パー5でもスコアを伸ばし、トータル4バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの内容でホールアウト。後続に4打差をつけてトロフィに大きく近づいた。
通算10アンダーの2位タイには、この日のベストスコアとなる7アンダー「65」を叩きだしたケン・デューク(米)、「67」で回った松山英樹、アレックス・チェイカ(独)が並んだ。トップと5打差の単独5位には、フランセスコ・モリナリ(伊)がつけている。第2ラウンドで「64」をマークしたローリー・マキロイ(北アイルランド)は3オーバー75とスコアを落とし、通算5アンダー15位タイに後退。今季2勝のアダム・スコット(豪)は通算3アンダー23位タイとなっている。
飛ばし屋のバッバ・ワトソン(米)は2オーバー74とスコアを落としながらも、通算2アンダー34位タイに浮上。昨季全英王者のザック・ジョンソン(米)は通算イーブンパー45位タイ、ダスティン・ジョンソン(米)とジャスティン・ローズ(英)は通算1オーバー55位タイに沈んでいる。
一方、ディフェンディング・チャンピオンのリッキー・ファウラー(米)、世界ランキングNo.2のジョーダン・スピース(米)、マスターズ覇者のダニー・ウィレット(英)、フィル・ミケルソン(米)、パトリック・リード(米)は、いずれも1ストローク及ばず予選落ちとなっている。