全米オープン出場のP.ミケルソン、D.ジョンソンが前哨戦に挑む
更新日:2016/06/08 11:30
掲載日:2016/06/08 11:21
米男子ツアーのフェデックス・セントジュード・クラシックが現地時間9日、テネシー州のTPCサウスウインドで開幕を迎える。その翌週に行われる、全米オープン(16日開幕/ペンシルベニア州、オークモントCC)の前哨戦ともいえる今大会には、メジャー通算5勝を誇るフィル・ミケルソン(米)、世界ランキング6位のダスティン・ジョンソン(米)が出場する。
昨季覇者は下部ツアーから這い上がり、悲願のツアー初優勝となったファビアン・ゴメス(アルゼンチン)。最終日5バーディ、1ボギーでラウンドし、通算13アンダーで後続に4打差をつけ、混戦だったその他上位陣を置き去りにする圧巻の勝利だった。
5打差の3位タイで終わったミケルソンは、今年もビッグイベントの調整を兼ねて上位進出を目指す。多くのトッププレーヤーが出場を見送る中、毎年メジャー前週の大会には積極的に出場。キャリアグランドスラム達成に向けて気合いは十分だ。また、昨年全米オープンで首位と1打差の2位タイで悔しい結果に終わったジョンソンはメジャー初制覇に向けて弾みをつける。
日本勢で唯一出場する岩田寛は残念ながら、全米オープンの出場権は得られなかったが、ビッグトーナメント翌週で比較的フィールドが薄いだけに何とか上位へ食い込みたい。そのほか、昨季単独2位タイのグレッグ・オーウェン(英)、ブルックス・ケプカ(米)、ルーク・ドナルド(英)、アーニー・エルス(南ア)や、歴代覇者のハリス・イングリッシュ(米/2013年)らも大会を盛り上げる。