昨季王者C.ウッド、地元B.ウィースバーガーらが全米OP前哨戦へ
更新日:2016/06/09 10:50
掲載日:2016/06/09 10:43
欧州ツアーのライオネス・オープンが現地時間9日、オーストリアのダイアモンドCCを舞台に開幕。昨季覇者のクリス・ウッド(英)や、母国での王座奪還を目指すベルント・ウィースバーガー(オーストリア)らが、翌週の今季メジャー第2戦、全米オープン(6月16日〜19日/ペンシルベニア州、オークモントCC)への最後の調整を行う。
2週前に同ツアーのフラッグシップトーナメントであるBMW PGA選手権を制したウッドは昨季、トップと5打差で迎えた最終日に「67」をマークして逆転優勝。今大会には、出場2試合連続Vでの連覇に挑むウッドのほか、2012年以来2度目の母国オープン制覇を目指すウィースバーガーや、グレゴリー・ボーディ、ギャリー・スタール(ともに仏)、リー・スラッテリー(英)ら計8人が全米オープンを見据えた最終調整を図る。
2010年大会からの舞台となっているダイアモンドCCは、ツアー通算21勝のミゲール・A・ヒメネス(スペイン)も改修に携わった、美しい景観に多くの罠が潜む18ホール。ティーショット、アプローチともに池に絡むホールが多く、特にバックナインでは気の抜けないプレーが続くとあって、サンデーバックナインでは白熱の優勝争いが展開されそうだ。
その他の主な出場選手は、アジア勢初のメジャー王者であるY.E.ヤン(韓)や、ヨースト・ルーテン(オランダ)、ミカエル・ランドバーグ(スウェーデン)といった歴代覇者。また、ツアー3勝のマーク・ウォーレン(スコットランド)や同4勝のジーブ・ミルカ・シン(インド)らも参戦する。