呉阿順が逆転優勝! 欧州ツアー2勝は中国勢初
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/06/13 12:30
欧州ツアーのライオネス・オープンが現地時間12日、オーストリアのダイアモンドCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。呉阿順(中)が3アンダー69で通算13アンダーとし、中国勢初となるツアー通算2勝目を挙げた。
呉はザンデル・ロンバルド(南ア)と1打差の2位からスタート。第1ホールのバーディで早速トップに並ぶと、3、4番でもバーディパットを沈めて2打リード。そこから1つ伸ばして3打差トップでの折り返し後は、10番からのダブルボギー、ボギーで一時首位を奪われたが、その後の2バーディでリードを取り戻し、7バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの内容で中国勢の歴史を塗り替えてみせた。
ツアー初勝利を目指したエイドリアン・オタエギ(スペイン)が単独2位。さらに1打差の3位タイには同じくツアー未勝利のリチャード・マッケボイ(英)が入り、同2勝のジェームス・モリソン(英)が通算10アンダーの4位で続いた。
首位から出たロンバルドは「74」を叩いて通算9アンダーの単独5位フィニッシュ。昨季覇者のクリス・ウッド(英)は通算8アンダー6位タイに順位を上げて4日間を終えた。また、2013年覇者のヨースト・ルーテン(オランダ)やグレゴリー・ボーディ(仏)も6位タイに入っている。