グランドスラムに挑むP.ミケルソン「結果については考えない」
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/06/16 18:46
いよいよ開幕を迎える今季メジャー第2戦、全米オープン(現地時間6月16〜19日)。舞台となるペンシルベニア州オークモントCCは史上最難関ともされる難コースだが、同大会で悲願のキャリアグランドスラムに挑むフィル・ミケルソン(米)はその攻略に自信のコメントを残している。
ツアー42勝、メジャーでは5勝を数えるミケルソンだが、全米オープンでは史上最多6度の2位フィニッシュでこれまで惜しくも優勝を逃してきた。しかし、今季で26度目の出場となるミケルソンはフィールドで最も同大会での経験が豊富。オークモントCCで前回開催された2007年大会、そしてさらに前の1994年大会にも出場している。
ミケルソン本人も「ここは他のところとは全く異なるスタイルのゴルフが求められる。私は長年かけてそれを磨き上げてきた」と、その経験から難関コースでの戦いに自信十分な様子だ。2013年の全英オープン以来勝ち星から見放されているが、今季は特にパッティングが好調で平均スコアは現在ツアー1位。偉業達成への最後の1ピース獲得へ、今季こそはという期待が膨らむ。
「メジャー4大会を制覇するために勝たなければならないトーナメント。だが、そのことは頭から消したうえで、すべきことをし、忍耐強くならなければならない。結果は考えずにね。結果について考えだすとベストプレーはできない」。そう語るミケルソンは初日からどのようなプレーでファンを沸かせてくれるだろうか。