大会自己ワースト「77」発進にも前を向くR.マキロイ
更新日:2016/06/18 12:00
掲載日:2016/06/18 11:45
荒天順延となった初日から進行が遅れている全米オープン(16〜19日/ペンシルベニア州オークモントCC)。メジャー通算4勝のローリー・マキロイ(北アイルランド)は、第1ラウンドで大会自己ワースト記録に並ぶ「77」で出遅れた。
同大会の2011年王者でもあるマキロイだが、2010年、2012年大会と過去2度「77」を叩き、その両方で予選落ち。メジャー5勝目には早くも黄信号が灯っており、翌日に持ち越した第2ラウンドまでこの調子が続けば今回も予選カットの憂き目にあうだろう。
この日、第1ラウンドを1バーディ、8ボギーで締めたマキロイは「完璧なスイングをする必要はない」「今の状況は分かっているが、ここでそれを直すのは難しい」とコメント。練習ラウンドからすでにスイングに問題を抱えていたとも明かしているが、土壇場での修正はさすがに厳しいようだ。
「最も難しいのはポジティブであり続けること、そして自分を責めすぎないこと」と上位浮上のカギをメンタル面に見出すマキロイ。「できるだけポジティブでいられるよう努める」として迎える3日目、大会史上最難関とされるオークモントCCを攻略出来るだろうか。