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1打罰受けながらも雪辱V D.ジョンソン「最高の父の日になった」

更新日:2016/06/20 18:10
1打罰受けながらも雪辱V D.ジョンソン「最高の父の日になった」
メジャー初Vの喜びを家族と分かち合うD.ジョンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 開幕から3日連続の順延となっていた全米オープン(ペンシルベニア州オークモントCC)は、現地時間19日に最終ラウンドの競技を終了。ダスティン・ジョンソン(米)がメジャー初優勝で昨季の雪辱を果たした。

 悲願のメジャータイトルを手にして「最高の父の日」となった。最終日はトップと3打差の暫定3位タイからスタートしたジョンソン。第3ラウンドを終えてビハインドは4打に広がったが、最終ラウンド前半のうちにその差をひっくり返し、3打リードで迎えた最終18番ではダメ押しのバーディ奪取。「これまでで最高の父の日になった」と妻のパウリナ・グレツキーさん、そして息子のテイタム君と抱き合って喜びを分かち合った。

 ホールアウト後、パーパット前の素振りでボールが動いたという5番は1打罰でボギーに変わったが、それでも後続を3打引き離す快勝。最終ラウンドを首位で迎えたシェーン・ロウリー(アイルランド)も前日に同様のペナルティを受けていたという偶然もあったものの、72ホール目の3パットに泣いた昨季大会含め、メジャーVを惜しくも逃し続けてきたジョンソンにとっては「これまで多くのチャンスをつかみ損ねてきた。だから今回の勝利は本当に最高」。惜敗の分だけ勝利の美酒は格別なようだ。

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