「63」の朴が首位発進 4位タイにアルバトロス達成の宮本ら
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/06/23 18:46
国内男子ツアーのISPSハンダグローバルカップが23日、石川県の朱鷺の台カントリークラブで第1ラウンドの競技を終了。ツアー未勝利の朴相賢(韓)が8アンダー63でトップに立つ中、米ツアー1勝のエミリアーノ・グリジョ(アルゼンチン)が2打差3位につけ、この日アルバトロス達成の宮本勝昌、メジャー3勝のパドレイ・ハリントン(アイルランド)らが4位タイに続いた。
降雨の影響でスタートが1時間遅れとなった初日。午前スタートの朴はバックナインで一気に6つ伸ばす、1イーグル、6バーディの猛チャージでリーダーボードのトップに躍り出た。2打差で追うグリジョは1イーグル、4バーディのラウンドとなり、前半4番パー4でイーグルを奪うなど、ルーキーながら今季米ツアーの開幕戦を制した実力を発揮している。
2014年ゴルフ日本シリーズJTカップ以来の白星を目指す宮本は、ノーボギーの5アンダーで迎えた11番から連続ボギーで後退。しかし迎えた16番パー5で2打目をカップに直接沈めて遅れを取り戻し、最終18番ボギーで5アンダー66でのホールアウトとなった。4位タイにはそのほか、前戦の日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hillsでツアー初優勝を飾った塚田陽亮や全米オープン帰りの池田勇太、藤田寛之らが並んでいる。
以下、ホストプロの藤本佳則らが4アンダー67の14位タイ。ビクトル・デュビッソン(仏)、チャール・シュワーツェル(南ア)は3アンダー68の22位タイ発進となった。池田と同じく全米オープン明けの宮里優作、谷原秀人はともにイーブンパー71の79位タイとなり、7番パー4で10打を叩いた昨季覇者・武藤俊憲は2オーバー73の119位タイと出遅れている。