谷原が「65」で首位タイ浮上! 首痛の重永はスコア伸ばせず後退
更新日:2016/07/01 18:41
掲載日:2016/07/01 18:04
国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONALセガサミーカップが1日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。今季初勝利を目指す谷原秀人が前日首位タイのタンヤゴーン・クロンパ(タイ)と通算9アンダーで首位を分け合った。
全米オープン明けの前週は予選落ちに終わった谷原だが、今週は首位タイで大会を折り返した。前日よりも風が弱まり比較的伸ばしやすいコンディションとなったこの日、午前アウトスタートの谷原は前半をノーボギーの2アンダーで終えると、後半もスコアを落とすことなく5バーディを上積み。同日ベストの「65」で、昨年11月以来のツアー12勝目に大きく近づいている。
通算7アンダーの3位タイにつけたのは木下稜介とアマチュアの小西健太(東北福祉大4年)。ツアー1勝の竹谷佳孝と初勝利の欲しい小林伸太郎が通算6アンダー5位タイに続き、前日首位タイの重永亜斗夢に矢野東、プラヤド・マークセン(タイ)らが通算5アンダー7位タイとなった。持病の首痛に苦しみながらも初日「67」をマークした重永は前半、3連続バーディで一時3アンダーとするも、以降3ボギーと落とす一方でスコアを伸ばせなかった。
そのほか、前日1打差3位タイの小平智は通算3アンダーに1つ落とし、谷口徹、今平周吾らと並ぶ20位タイに後退。そのほか、片山晋呉、藤田寛之は通算2アンダー27位タイ、宮里優作は通算イーブンパー46位タイで決勝ラウンド進出を決め、池田勇太も通算1オーバー59位タイとカットライン上で予選通過を果たした。一方、ホストプロで今季ツアー初参戦の丸山茂樹は「77」と崩れ、通算5オーバー116位タイで大会を終えている。