松山は伸び悩み 46位タイで決勝Rへ K.チャペルが単独首位
米男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦 ドイツ銀行選手権が現地時間3日、マサチューセッツ州のTPCボストンで第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は1アンダー70と伸び悩み、通算3アンダー46位タイに後退となった。
初日38位タイの松山は、インスタートとなった前半の12番から連続ボギーと苦しい立ち上がりに。それでも18番パー5では約5メートルを沈めて、この日最初のバーディをマークし、前半を1オーバーで折り返す。後半は2番パー5でバーディが先行し、イーブンパーに戻すと、その後はショットがピンに寄らない展開の中でパーを重ねる。ようやく、7番パー5でピンそば1メートルにつける会心のショットを見せると、上がり2ホールはスコアが変わらず。トータル3バーディ、2ボギーの内容で2日目を終えている。
一方、予選ラウンドを単独トップで終えたのは、今季未勝利のケビン・チャペル(米)。前半で7番のイーグルを含む6アンダーと猛チャージ。後半は13番でボギーを喫したが、15番から連続バーディを取り返し、7アンダー「64」でホールアウトとなった。今季は2位が3回と優勝にあと一歩届いていないが、シーズン終盤にトロフィ獲得となるだろうか。
通算10アンダーの2位タイには、全米プロ王者のジミー・ウォーカー(米)とポール・ケイシー(英)。全米オープン覇者のダスティン・ジョンソン(米)が5アンダー66で回り、通算8アンダー5位タイに浮上している。リオデジャネイロ五輪金メダルのジャスティン・ローズ(英)と前週優勝のパトリック・リード(米)は通算7アンダー7位タイとなっている。
昨季年間王者のジョーダン・スピース(米)は、通算6アンダー13位タイ。世界ランキング5位のローリー・マキロイ(北アイルランド)は4アンダー67で、今季2勝のアダム・スコット(豪)、全英覇者ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ザック・ジョンソン(米)らと並んで30位タイ。