松山、スコア落とし4打差3位タイ D.ジョンソンが単独トップ
米男子ツアーのプレーオフシリーズ最終戦、ツアー選手権は現地時間23日、ジョージア州のイースト・レイクGCで第2ラウンドの競技を終了。首位タイからスタートした松山英樹は1オーバー71で通算3アンダーにスコアを落とし、トップと4打差の3位タイで週末を迎えることとなった。
初日の「66」で好発進を切った松山だが、最終組を回った2日目は2バーディ、3ボギーでスコアを落とした。前半1番から1打目を右ラフに外しボギーを叩くなどショットに安定感を欠く中、6番パー5では3打目をピンそばにつけバーディも、同じく右に外した8番で2つ目のボギーを喫し1オーバー。我慢が続いた後半は難しいラインのパットを決め切れない流れから、1打目を池に入れた15番パー3をなんとかボギーに収め、最終18番で1つ戻してのホールアウトとなった。
松山とともにトップタイから出たダスティン・ジョンソン(米)が通算7アンダーで単独首位。フェデックスカップ・ポイントランキング1位の32歳は5バーディ、2ボギーの「67」で、同じく前日トップタイでこの日松山と同組だった2位ケビン・チャペル(米)に1打差をつけた。以下、松山と同じ3位タイにケビン・キスナー(米)、通算2アンダー5位タイにはポイントランク5位のポール・ケイシー(英)に同6位のローリー・マキロイ(北アイルランド)らが続く。
ポイントランク7位で2年連続年間王者を目指すジョーダン・スピース(米)は、同3位のアダム・スコット(豪)らと並ぶ通算イーブンパーの11位タイ。ポイントランク首位のパトリック・リード(米)は通算3オーバー19位タイとなった。一方、ポイントランク4位の世界王者ジェイソン・デイ(豪)は腰痛により7ホールを終えて途中棄権。年間王者の座を断念している。
なお、ポイントランク現在5位以内の選手は、今大会優勝で他選手の結果に関わらず年間王者の座をつかめる。