L.ウェストウッド、まさかのミスパット D.クラーク主将は擁護
更新日:2016/10/05 18:04
掲載日:2016/10/02 16:56
2年に1度、アメリカとヨーロッパが名誉と威信をかけて激突するライダーカップがミネソタ州ヘーゼルティン・ナショナルGCで開催されている。2日目を終えて米国チームが9.5対6.5と欧州チームをリードしたが、米ゴルフチャンネルは現地時間2日、フォーボールの18番でパットを外したリー・ウェストウッド(英)に関して報じた。
午後のマッチで米国チームのJ.B.ホームズ&ライアン・ムーアとの対戦に挑んだウェストウッドとダニー・ウィレット(英)。しかし、最終ホールで43歳の英国人は1メートルのバーディパットを外し、1ダウンで敗戦となった。結果的に、米国チームはこのセッションで3ポイントを奪い、最終日のシングルスマッチを迎えることとなった。
欧州チームのキャプテンであるダレン・クラーク(北アイルランド)はウェエストウッドへの質問に対して「彼は大丈夫だ。ベテランであり、数多くのことを成し遂げてきた。それに彼自身がチームの誰よりも失望している。しかし、彼は明日に向けて気持ちを向けているはずだ」とベテランに対する信頼を口にした。
また、パートナーのウィレットは「僕たちは非常に良いパットを沈めてきた。上がり2ホールはとてもトリッキーで、プレッシャーもあった。しかしこれは恥ずべきことだ」と悔しさをにじませた。
一方、米国チームの2人はラッキーな形で、ポイントを手に入れた。対戦したホームズは「彼が外したことには驚いた。しかしあれは決して簡単なパットではなかった。いずれにせよ今日はハードワークをし、勝つことができて良かった」と意外な形での勝利に喜びを表した。
ライダーカップに10回出場し、欧州チームを7度勝利に導いたベテランは、大逆転に向けて最終日シングルスでムーアと対戦する。