谷原、プレーオフで池田下し今季3勝目! 連覇で賞金首位返り咲き
更新日:2016/11/06 16:48
掲載日:2016/11/06 13:35
国内男子ツアーのHEIWA・PGM CHAMPIONSHIPが6日、千葉県の総武カントリークラブ 総武コースで最終ラウンドの競技を終了。昨季覇者で賞金ランキング2位の谷原秀人が同ランク首位の池田勇太とのプレーオフを制し、今季3勝目となるツアー通算14勝目を挙げた。
賞金王を争う谷原、池田に初勝利を狙う稲森の最終日最終組対決。谷原は稲森と並ぶ首位タイスタートから前半1アンダーで首位に抜け出して折り返すも、後半10番で痛恨のダブルボギー。13番ボギーでさらに後退となった谷原を尻目に、前日4打差から猛追の池田が12番で2オンからイーグルを奪って通算12アンダーとし、単独首位に浮上する。
この時点で2打差に後退した谷原だが、迎えた16番からアイアンショットをピンに絡める連続バーディ。通算12アンダーから伸び悩んだ池田をとらえ、賞金王を争う2人の優勝争いはプレーオフへもつれ込んだ。すると、18番繰り返しの延長戦は2ホールで決着。ショットの乱れから3オンの池田に対し、2オンからバーディとした谷原が連覇を果たし、賞金ランク首位に返り咲いた。
池田は4打差3位タイから1イーグル、4バーディ、2ボギーの「66」でプレーオフまで持ち込むも、今季3勝目とはならず。賞金ランクは2位に順位を下げた。初勝利を逃した稲森は、後半に3つ落とす3オーバー73で通算9アンダー単独3位となっている。
前日7打差5位タイから優勝争いに絡みたかった片岡大育は2アンダー68の通算7アンダーで単独4位。そのほか、通算6アンダー5位に朴相賢(韓)。通算5アンダー6位タイに大堀裕次郎、H・W・リュー(豪)が続いた。