4大女子ツアー対抗戦 日本チームが連覇へ4戦全勝の好発進
日本女子プロゴルフ協会の特別後援競技「THE QUEENS presented by KOWA」第2回大会が2日、愛知県の三好カントリー倶楽部 西コースで初日の競技を終了。連覇を狙う日本チームは1つのボールを2人が交互に打つフォアサム形式の4試合で全勝し、好スタートを切った。
日本チームの先陣を切ったのはキャプテンを務める笠りつ子&堀琴音のコンピ。ヨーロッパ女子プロゴルフツアー(LET)のフローレンティナ・パーカー(英)&ジョージア・ホール(英)に対して、出だしの2番でリードを許すと、3番、5番を制したものの9番パー4でボギーを叩き、前半をオールスクエアで折り返す。それでも後半は11番、13番を取って2アップまでリードを広げると17番ではピンチを迎えながらもパーを拾って引き分け、2アンド1で勝利。日本チームに勝ち点2をもたらした。
すると、これで勢いに乗った日本チームは大山志保&鈴木愛が韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)の申ジエ&コ・ジヨン組に1アップで勝利。マッチ5に登場した西山ゆかり&下川めぐみペアもオーストラリア女子プロゴルフ協会(ALPG)のキャサリン・ハル&ローレン・ヒバート相手に2アップで勝利を収める。
そして、マッチ7の菊地絵理香&渡邉彩香はLETのリンダ・ウェスバーグ(スウェーデン)、ベッキー・モーガン(ウェールズ)と対戦。1番でリードを奪うと、その後は2アップとし終盤に突入したが16番から連続バーディを奪ったLETペアにオールスクエアとされる。それでも、最終18番では相手チームがボギーを叩いたことで1アップの勝利。合計で勝ち点8を奪った日本チームが単独首位に立った。
その他順位は、ともに2勝2敗で勝ち点4のKLPGとELTが2位タイ。初日全敗で勝ち点0に終わったALPGは2日目での巻き返しを狙う。