BRIDGESTONE GOLFファンフェスタ参加の宮里藍「ルーティン見直す」
ブリヂストンスポーツは7日、千葉県のレイクウッド総成カントリー倶楽部にて「BRIDGESTONE GOLF ファンフェスタ2016」を開催。宮里藍、渡邉彩香、宮本勝昌ら28名のブリヂストンゴルフ契約プロがこの日来場した144名のファンとの交流を楽しんだ。
同イベントには、宮里、渡邉のほか、堀琴音、堀奈津佳、西山ゆかり、茂木宏美や国内女子ツアーのファイナルQTをトップ通過した三ヶ島かななど18名の女子プロと、宮本、片岡大育、近藤共弘、宮里聖志や先日の国内男子ツアーファイナルQTで来季の出場権を獲得した堀川未来夢ら10名の男子プロが参加。ファンとのハーフラウンドやレッスン、トークショー、懇親パーティなどで笑顔を見せた。
2年連続で参加し、懇親パーティの乾杯の音頭をとった宮里藍は「昨年以上に盛り上がった。選手も去年よりも多くて内容も充実していた。個人的にも楽しかった」と充実した表情。自身については「腰はだいぶ良い。いい方向に向かっている」と復調をアピールした。
さらに「今季は収穫もあり、反省もある1年だった。6月までは初日トップになる試合もあったり流れが良かったけど、後半につなげられなかった。夏から終盤へかけて一息ついてしまうクセがあり、来年はそこを改善していきたい」と振り返り、「20歳くらいから11年間やってきたことが通用しないと今季はっきりした。ここ何年も月曜日に現地入りして、火曜日に練習ラウンドで、水曜日にプロアマという感じでやってきている。1週間のルーティンや試合のスケジュールの組み方などを臨機応変に勇気を持って変えるべき」と試合での質を上げるために米女子ツアーで11年間やってきたルーティンを来季見直すことを明言した。
「とにかく1勝。なるべく早い段階で勝ちたい」と来季の目標を語った宮里藍。今オフは長めにとり、1月から本格的にトレーニングをはじめ、開幕戦のピュアシルク・バハマLPGAクラシックなど序盤の出場を見送り、2月のホンダLPGAタイランドあたりからシーズンインする予定のようだ。
また、今季未勝利の賞金ランク12位でシーズンを終えた渡邉は「初めてうまくいかなかった1年だった。満足はしていない。今年の分も来年は頑張る。賞金女王を目指します」と意欲を燃やしていた。