松山英樹、終盤失速で47位タイ発進 復帰タイガーは133位タイ
米男子ツアーのファーマーズ・インシュランス・オープンが現地時間26日、カリフォルニア州トーリーパインズGCのサウスC、ノースCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。サウスCをラウンドした松山英樹は1アンダー71で47位タイ発進となった。
2017年初優勝を目指す松山は、6番パー5でバーディを先行させると、9番パー5でも3打目をピンそば80センチに寄せてバーディとし、前半を2アンダーで折り返す。さらに後半に入っても13番パー5で2打目を1.9メートルにつけてイーグルとし、一時4アンダーまでスコアを伸ばした。しかし、終盤に入って失速。15番から連続ボギーを喫すると、最終18番パー5では、5メートルのバーディチャンスにつけながらも3パットでボギー。トータル1イーグル、2バーディ、3ボギーの内容で初日を終えた。
一方、2017年2戦目となる石川遼(サウスC)も苦戦。前半はボギーが先行する展開の中で2バーディ、2ボギーのイーブンパーでプレーしたものの、後半も11番ボギー、13番バーディとした後の上がり2ホールを連続ボギーとして3バーディ、5ボギーの2オーバー74でホールアウト。117位タイと予選突破のためには、2日目での巻き返しが必要となる。
また、今大会がツアー復帰戦となるタイガー・ウッズ(米/サウスC)も4オーバー76で133位タイと大きく出遅れ。前半は1番のボギー以外はパープレーとし、後半10番から連続バーディとしてアンダーパーとしたが、12番から4ホールで5オーバー。上がり2ホールもボギー、バーディと取り返すことができず、3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの内容となっている。
単独首位は7アンダー65でラウンドしたジャスティン・ローズ(英/ノースC)。リオデジャネイロ五輪の金メダリストは、インスタートの前半を1アンダーで折り返すと、後半は2つのイーグルを含む6アンダーとチャージをかけた。フィル・ミケルソン(米/ノースC)は1アンダー71の47位タイ発進。世界ランキング3位のダスティン・ジョンソン(米/サウスC)はイーブンパー72で77位タイ、世界No.1のジェイソン・デイ(豪/サウスC)は5バーディ、6ボギーの1オーバー73で96位タイとなっている。