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大山、有村ら5人がヤマハファミリーに! 「チームで10勝」

更新日:2017/02/23 21:38
大山、有村ら5人がヤマハファミリーに! 「チームで10勝」
新たにヤマハと契約を結んだユン・チェヨン、大山志保、有村智恵、今平周吾、弓削淳詩(写真左から)(写真撮影:ISM)

 

 ヤマハ株式会社は23日、都内ホテルで記者会見を開き、大山志保、有村智恵、ユン・チェヨン(韓)、今平周吾、弓削淳詩と用具使用契約を締結したことを発表した。本契約により上記5選手は同社のゴルフブランド「RMX」「inpres」のクラブをはじめ、ロゴ入りのキャップ・キャディバッグなどを使用し、国内外のトーナメントに出場する。

 同会見では、新契約プロの5人がそれぞれ契約に至った経緯を発表。2006年の賞金女王で、2016年にはフジサンケイレディスクラシックを制するなど国内女子ツアー通算17勝を挙げてる大山は「理由は2つ。1つ目はドライバーの飛距離が伸びたこと、2つ目はヤマハさんの熱いオファーに感銘を受け、期待に応えたいと思った。さらなる進化を目指していきたい」とコメント。さらに今季については「ヤマハレディースで優勝する。(ツアーで)しっかり結果を残していきたい」と目標を語った。

 国内ツアー通算13勝を挙げ、米ツアー進出も果たした有村は、今季より同ツアーに本格復帰。「ゴルフを始めて以来、初めてブランドを変える決断をした。今年日本のツアーに戻ってくるので『大改革をしないと勝てない』という思いがあった。打音がビビッときて、(クラブ)全部好きな音だったのが決め手になった」と、同社のクラブを選んだ理由を述べた。慣れ親しんだクラブから離れ新しい武器を手に新シーズンを戦うが、「2012年以来勝ち星がないので、勝ちにこだわっていきたい」と復活勝利をアピールした。

 昨季のヤマハレディースで3位タイに入り、今季より日本ツアーに本格参戦するユンは「3年間ヤマハさんのクラブを使っていて優勝もしたので、元々信頼をしている。全く迷いなく今回の契約に至った。早く日本で勝ちたい」と抱負を述べている。

 一方の男子プロは、同社契約の谷口徹、藤田寛之の両選手が「我々の後継者になれる」と強く推薦したという今平。「小さいころから他のメーカーをずっと使っていたが、初めて打ってみてアイアンの打感も良く、ドライバーも当たると飛ぶ」とヤマハファミリーに加わった理由を発表。「優勝がない状態で契約してもらい感謝している。今年はまず1勝したい」と初優勝を目標に挙げた。期待の若手有望株の弓削は「大学のころからサポートして頂いていて、このクラブで活躍したという気持ちが元々あった。まずは3人と同じステージに立てるように予選会を頑張りたい」と抱負を口にしている。

 同会見にはヤマハファミリーの谷口、藤田、大江香織も参加。藤田は「(顔ぶれが)すごいですね。25年近く契約させていただいていますが、こんな事態は初めて。びっくりしている」と、豪華な顔ぶれが揃い驚きを隠せない様子だった。チームでツアー通算10勝を目指す「WINNING 10 PROJECT」を目標に掲げた“チームヤマハ”。今季、ツアーに旋風を巻き起こしていく。

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