410ヤード超絶ビッグドライブもR.マキロイ敗れる
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2017/03/23 18:16
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-デル・マッチプレーは現地時間22日に初日の競技が終了。谷原秀人がジョーダン・スピース(米)相手に金星、ジェイソン・デイ(豪)の棄権など波乱の幕開けとなったが、ローリー・マキロイ(北アイルランド)が敗れたことも少し驚きだ。
一概には言えないが、ロングヒッターが有利になりつつあるストロークプレー。ドライバーで300ヤードは当たり前、時には400ヤードショットを放つ選手も。しかしマッチプレーではどうだろうか?
マキロイのドライバー平均飛距離は317ヤード、一方対戦相手のソレン・ケルドセン(デンマーク)は281ヤード。この日、顕著に飛距離の差が表れたのは打ち下ろしの12番パー5、マキロイはティーショットで410ヤードを放ち、相手を80ヤードもオーバードライブ。このショットに対してケルドセンは「スプリンクラーにでも当たったんだろう?」と笑いながら答えた。
しかし、飛距離が全てではないのがマッチプレーの醍醐味と言えよう。最終的にはケルドセンが2アンド1で見事勝利した。インタビューの中で「僕が負けると誰もが思っただろうね。マキロイのプレーを極力見ないようにしていたんだけど、それが良い結果につながったよ」とコメント。明日以降のケルドセンのプレー、マキロイの巻き返しに期待したい。