R.ファウラー、S.ガルシアなど、首位タイに4人が並ぶ大混戦
今季男子メジャー初戦、マスターズは現地時間7日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。リッキー・ファウラー(米)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、トーマス・ピータース(ベルギー)、チャーリー・ホフマン(米)が通算4アンダートップタイで決勝ラウンドに進んでいる。
前日「65」で単独首位に立ったホフマンは、前日の勢いそのままに2番からバーディを奪ったものの、6番から3連続ボギーを喫するなど、3オーバー75とスコアを落とした。一方のファウラーは、2番でバンカーからチップインイーグルをマークするなど順調にスコアを伸ばす。トータル1イーグル、4バーディ、1ボギーの「67」でホールアウトし、前日の19位タイから大きく順位を上げている。
また、ガルシアは1番から3連続バーディの好スタートを切り、前半だけで3つスコアを伸ばした。後半は10番、13番でボギーを叩いたが、15番と17番でバーディを取り返し、3バーディ69でラウンド。注目の若手ピータースは、ボギー発進も、13番でイーグルを奪うなど、4アンダー68で初のマスターズを首位タイで予選通過した。
その他上位陣は、首位と2打差の通算2アンダー単独5位にウィリアム・マクガート(米)。ライアン・ムーア(米)、ジョン・ラーム(スペイン)、フレッド・カプルス(米)、ジャスティン・ローズ(英)が通算1アンダー6位タイに並ぶ。アダム・スコット(豪)、フィル・ミケルソン(米)、ジョーダン・スピース(米)は通算イーブンパー10位タイとなっている。
キャリアグランドスラムを目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算1オーバー13位タイ。前週シェル・ヒューストン・オープンで優勝し、最後のマスターズ出場権を獲得したラッセル・ヘンリー(米)は通算3オーバー19位タイ、今季3勝を飾るジャスティン・トーマス(米)は、通算5オーバー35位タイに順位を下げた。
日本勢最上位は16位タイの松山英樹。この日7番でダブルボギーを叩くも、バーディを5つ奪い、2アンダー70の内容でプレーし、前日の54位タイから急浮上。一方の池田勇太は、ディフェンディング・チャンピオンのダニー・ウィレット(英)らとともに通算7オーバー54位タイ。カットラインに1打足りず、通算12オーバー84位タイの谷原秀人らとともに予選落ちとなっている。