西山、2年ぶりの優勝! 地元の上田はプレーオフで力尽きる
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2017/04/16 16:37
昨年熊本地震により中止となり、2年ぶりの開催となった国内女子ツアーのKKT杯バンテリンレディスオープンは16日、熊本県の熊本空港カントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。西山ゆかりが上田桃子とのプレーオフを制して、2015年以来のツアー通算2勝目を飾った。
首位と1打差の単独2位からスタートした西山は、1つスコアを落として、迎えた18番パー5でバーディを奪い、イーブンパー72でホールアウト。一方の上田は、3バーディ、3ボギーと後続に2打差のリードを保ってたものの、最終ホールで約1メートルのパーパットを外し、痛恨のボギー。両者は通算4アンダーで並び、プレーオフに突入した。
迎えた18番パー5でのプレーオフ1ホール目、上田は2オンを狙ったものの、ボールは池へ。その後パーパットを沈められず、ボギー。反対に西山は3打目をグリーンに乗せ、パーをセーブし、勝負は決着。2年ぶりのツアー優勝を手中に収めた。
その他上位陣は、「67」をマークした成田美寿々と申ジエ(韓)が通算3アンダー3位タイ、通算2アンダー単独5位に岩﨑里衣が続く。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)は地元の一ノ瀬優希らとともに通算イーブンパー6位タイとなっている。地元、熊本での優勝を目指した笠りつ子は、不動裕理らと通算5オーバー30位タイで3日間の競技を終えた。