DJはTPCソーグラスが苦手? ザ・プレーヤーズ選手権あれこれ
更新日:2017/05/11 14:54
掲載日:2017/05/11 14:50
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間11日に開幕する。4大メジャートーナメントに準ずる「準メジャー」として毎年注目を集める同大会。ここではTPCソーグラスにまつわるエピソードを紹介する。
まずは世界ランキングNo.1のダスティン・ジョンソン(米)について。先ごろ発表された今週のパワーランキング(優勝予想)で、彼が10位ということに疑問を覚えた人たちもいたかもしれない。現在押しも押されぬ王者として君臨するジョンソンが、準メジャーとあれどなぜこの位置に予想されているのか。
それもそのはず。ジョンソンはこの大会であまり良い成績を残せていない。昨年も28位タイと中位だったが、それ以前の7回の出場でトップ30入りは「0」。初日に70以下で回ったのも2014年大会の「68」のみとなっている。果たして今年こそは良い意味で識者たちの予想を裏切ることができるか。
さらに気になるデータは近年マスターズ覇者が、ザ・プレーヤーズ選手権で躓いているということ。2015年大会チャンピオンであるジョーダン・スピース(米)、翌16年大会を制したダニー・ウィレット(英)は、オーガスタで勝利を飾った翌月のTPCソーグラスでいずれも予選落ちを喫している。今年は先月悲願のメジャー初制覇を飾ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)がこの関門に挑む。
ローリー・マキロイ(北アイルランド)は挙式後初のトーナメント。最年長は出場26回を誇る59歳ベルンハルト・ランガー(独)だ。