R.カブレラ-ベロ、16番で大会史上初のアルバトロス!
更新日:2017/05/15 13:01
掲載日:2017/05/15 11:56
米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権が現地時間14日、フロリダ州のTPCソーグラスを舞台に最終ラウンドの競技が終了。ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が16番でアルバトロスをマークした。ツアー公式サイトが同選手のコメントを伝えている。
首位と5打差の10位タイからスタートしたカブレラ-ベロは、2つスコアを落として迎えた523ヤードの16番パー5で、ピンまで残り181ヤードの地点から8番アイアンを振り抜いた。グリーン右のバンカーのコブに落ちたボールはピン方向へキックし、そのままダウンスロープを下ってピンまで一直線。ザ・プレーヤーズ選手権史上3回目、同ホールでは初となるアルバトロスを記録するスーパーショットとなった。
競技終了後、カブレラ-ベロは「とてもスペクタクルなショットだった」と興奮した様子で語っている。「バンカー横のコブにボールが当たって、ピンの方向に転がっていくのが見えた。でも最初はボールのスピードが速かったから、ウォーターハザードに行ってしまうと心配した」と当時の心境を話した。
続けて「ボールがピンに向かって転がるのが見えたけれど、ボールがホールに入ったのか、それともどこかに行ってしまったのか、何が起こったかわからなかった。でも観客を見たら、彼らは興奮して騒いでいた」と自身2度目のアルバトロスを達成した瞬間を振り返っている。
その後、クラブを放り投げて歓喜したカブレラ-ベロは、ロープの外にいるギャラリーの元へ向かい、ハイタッチをして喜びを分かち合っていた。続く17番もバーディとした同選手は、2アンダー70でホールアウトし、通算6アンダー4位タイの今季最高順位で大会を終えている。