S.ガルシアが連覇を狙う 日本からは石川遼が参戦
米男子ツアーのAT&Tバイロン・ネルソンが現地時間18日、テキサス州のTPCフォーシーズンズ・リゾートで開幕。大会連覇を狙うセルヒオ・ガルシア(スペイン)、日本からは石川遼が出場する。
1945年に同ツアーで11連勝を含む年間18勝を挙げた名手、バイロン・ネルソン(米)の名を冠した同大会は、2015年よりスポンサーが米国最大手の電話会社「AT&T」に変更。2002年大会(当時はベライゾン・バイロン・ネルソン・クラシック)では丸山茂樹がツアー2勝目を挙げた。
そんな今大会に出場する石川だが、直近5試合中4試合で予選落ち。バレロ・テキサス・オープンでは決勝ラウンド進出を果たしたが最終日に「82」を叩き72位タイに終わった。公傷制度で出場できる試合数は今大会を含めて残り6試合、シード権を獲得するには399ポイント(フェデックスカップポイント)が必要で、現在石川は137ポイントとなっている。本人はドライバーで積極的に攻めるスタイルを変えずに試合へ臨んでいるが、結果が出なければ意味がない。スコアの出るスタイルを探し、コースに合ったプレーをすることに期待したい。
昨季大会では、ガルシアとブルックス・ケプカ(米)が通算15アンダーで並んでプレーオフへ。1ホール目で、ティショットを池に入れてダブルボギーとしたケプカに対し、ガルシアは確実にパーをセーブし優勝を果たした。ガルシアが大会連覇を果たすのか、それとも昨季の悔しさをバネにケプカが戦うのか、非常に楽しみな大会になるだろう。
その他、世界ランクNo.1のダスティン・ジョンソン(米)、ジョーダン・スピース(米)、ジェイソン・デイ(豪)、前週のザ・プレーヤーズ選手権で単独2位に入ったイアン・ポルター(英)らが出場し大会を盛り上げる。