JGAからは井戸木ら5選手が参戦/全米プロシニアゴルフ選手権
米チャンピオンズツアーの全米プロシニアゴルフ選手権が現地時間25日に開幕。今年の舞台は米国大統領となったドナルド・トランプ氏が所有するトランプナショナルGCだ。注目のシニアメジャー第2戦には、日本ツアーから歴代覇者の井戸木鴻樹を筆頭にプラヤド・マークセン(タイ)、室田淳、崎山武志、田村尚之が参戦する。
2013年大会では井戸木がレギュラーツアー及びシニアツアーを通して、日本男子選手として初となるメジャーチャンピオンとなり大きな話題を呼んだ。翌2014年の33位タイを最後に決勝ラウンド進出はないが、どんな時も笑顔を絶やさない“ドッキー(井戸木の愛称)スタイル”で予選突破、そして上位進出を狙う。
日本ツアー組は初日全員が11番から。ペアリングはスタート順に田村がトム・パーニスJr.(米)、ブレンダン・マグラス(米)と、井戸木がマイケル・アレン(米)、ブライアン・ケアンズ(米)と、崎山がミゲール・A・マーティン(スペイン)、ガス・ウルリッチ(米)と、マークセンがマイク・グッデス(米)、クレイグ・トーマス(米)とでここまでが午前組。室田はデビッド・マクナブ(米)、スティーブ・ペイト(米)とともに現地時間14時、最終組の2つ前でプレーする。
また、パワーランキング(優勝予想)も発表となり、今季メジャー初戦のリージョンズ・トラディションを制し、“帝王”ジャック・ニクラウス(米)が持つメジャー優勝記録の「8」に並んだベルンハルト・ランガー(独)がNo.1予想に。次点にスコット・マッキャロン(米)、3位にスコット・パレル(米)、4位にトム・レーマン(米)、5位にミゲール・A・ヒメネス(スペイン)という順となった。
昨年はロッコ・メディエート(米)が初日から首位を守って優勝。メディエートが記録した「265」は、1973年にサム・スニード(米)の「268」を3打も更新する記録で、完全Vも1991年大会のジャック・ニクラウス(米)以来25年ぶりのことだった。昨年覇者は今年、ヒメネス、ジョン・デイリー(米)と同組となっている。