松山、通算イーブンパーで決勝R進出 石川、池田は予選落ち
米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間6月2日、オハイオ州のミュアフィールド・ヴィレッジGCを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹は通算イーブンパー40位タイで決勝ラウンド進出を決めたが、石川遼と池田勇太は予選落ちとなった。
2アンダー13位タイからスタートした松山は出だし幸先よくバーディを奪うが、16番パー3でダブルボギーを叩くなど前半を2オーバーで折り返す。後半は1番パー4でセカンドを約1メートルにつけるショットを披露しバーディ、5番でもスコアを1つ伸ばす。しかし、上がり2ホールでボギーを叩いてしまいトータル4バーディ、4ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74でホールアウト。通算イーブンパー40位タイに後退したものの、決勝ラウンド進出。ラスト2ホールに関して「ティーショット、セカンドと話にならないくらいのミスショット」とコメントした。
石川はトータル4バーディ、5ボギー、1ダブルボギー「75」の通算3オーバーで、予選カットラインには1打及ばず。「アイアンが全く当たらず、苦しかった」とラウンド終了後に語った。また、池田もスコアを3つ落とし通算9オーバーで予選落ちを喫した。
単独首位は2日目も7アンダー65で回り、通算14アンダーとしたジェイソン・ダフナー(米)。3連続バーディ、18番パー4では残り約175ヤードのセカンドを、ピン奥の傾斜をうまく利用し直接沈めてイーグル、ノーボギープレーなど完璧なラウンドを展開した。このままダフナーの独走となるのだろうか。
通算9アンダー単独2位にダニエル・サマーヘイズ(米)、通算8アンダー単独3位にリッキー・ファウラー(米)、通算6アンダー4位タイにジョーダン・スピース(米)、ジャスティン・トーマス(米)、ジェイミー・ラブマーク(米)。通算5アンダー7位タイにバッバ・ワトソン(米)、マット・クーチャー(米)らが続いている。
その他、通算4アンダー13位タイにフィル・ミケルソン(米)、通算2アンダー24位にアダム・スコット(豪)、ビル・ハース(米)。ジェイソン・デイ(豪)は通算2オーバー60位タイで予選突破。一方、ダスティン・ジョンソン(米)、ジョン・ラーム(スペイン)、ジム・フューリック(米)らは予選落ちとなった。