P.ミケルソン、全米オープン欠場? 家族思いの偉大なお父さん
更新日:2017/06/04 11:26
掲載日:2017/06/04 12:11
メジャー通算5勝のフィル・ミケルソン(米)が全米オープン(現地時間15日、ウィスコンシン州エリンヒルズ)を欠場する可能性があると複数の米メディアが報じた。理由は長女アマンダさんの高校の卒業式と、同大会の初日が重なるためだ。
「1番勝ちたい大会だっていうのは間違いない。勝つためには出場するしかない。だけど、のちに人生を振り返った時、(卒業式に出席したことが)非常に大切な瞬間だったと思えるはずだ。まぁ、来年と再来年はソフィア(次女)がまだ卒業しないから大会に出場できるよ」と冗談交じりに語った。また、アマンダさんは生徒会長を務めており、重要なスピーチを任されているようだ。
正式に欠場するとの発表はまだないが、全米ゴルフ協会エグゼクティブディレクターのマイク・デービスに事情は説明済。「ペアリングなどを色々なことを決めないといけないからは早めに伝えたんだ。代わりに出場する選手の準備なども必要だしね」とミケルソン。なんとも家族思いの彼らしい決断だ。