J.ダフナー、逆転でツアー5勝目! 松山は45位タイ
米男子ツアーのザ・メモリアル・トーナメントが現地時間4日、オハイオ州のミュアフィールド・ヴィレッジGCを舞台に荒天により2度の中断をはさむも、最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は2アンダー70で回り、45位タイに順位を上げた一方、ジェイソン・ダフナー(米)がツアー通算5勝目を挙げている。
前日「76」と崩れ、65位タイに後退した松山は、この日も2番から連続ボギーと苦しいスタート。しかし、直後の4番から4連続バーディを奪い、2つスコアを伸ばして前半を終える。すると、11番パー5のセカンドをピン横約1.5メートルにつけ、イーグルをマーク。17番ではティショットをOBとし、ダブルボギーを叩くも、トータル1イーグル、5バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの「70」でホールアウト。通算2オーバーの45位タイで4日間の競技を終えている。
優勝は、通算13アンダーまでスコアを伸ばしたダフナー。2日目まで単独首位を守っていた同選手は前半、3バーディ、3ボギーと出入りの激しいゴルフとなったが、後半は4つスコアを伸ばし、4アンダー68でホールアウト。後続に3打差をつけ、逆転で昨年1月以来となる約1年半ぶりの白星を手に入れている。
通算10アンダー2位タイに、7アンダー65と猛チャージを見せたアニルバン・ラヒリ(インド)とリッキー・ファウラー(米)、通算9アンダー4位タイにジャスティン・トーマス(米)とマット・クーチャー(米)。バッバ・ワトソン(米)、前週優勝のケビン・キスナー(米)ら4人が通算8アンダー6位タイとなっている。
ツアー初優勝に王手をかけていたダニエル・サマーヘイズ(米)は6オーバー78と大きくスコアを落とし、通算7アンダー10位タイ。27位タイから巻き返しを図ったジェイソン・デイ(豪)は通算5アンダー15位タイ、先日、15日に開幕する全米オープン欠場を表明したフィル・ミケルソン(米)は通算3アンダー22位タイで大会を後にした。