A.スコット「メジャーの優勝スコアがイーブンだなんて」
更新日:2017/06/08 12:03
掲載日:2017/06/07 17:00
アダム・スコット(豪)が全米オープン(現地時間15日/ウィスコンシン州)が開催されるエリンヒルズのコースセッティングに関して米ゴルフウィークのジェフ・バビノに自分の思いを語った。
「通算スコアがイーブンパーなんて設定やめた方がいいんじゃないのかな?もっとゴルフっていうものを大きく見ようっていうか、、、メジャー大会を難しくするっていうのが協会の目標だとしたら、それはちょっと置いといて、新しい計画を立てた方がいいと思う。コースがボールをコントロールしている気がする。もっと楽しくて、やりがいのある設定にしようよ、ただしのぐだけのプレーをさせるんじゃなくて」
全米オープンのコースセッティングは、非常に深いラフ、狭いウェアウェイ、落としどころを間違えると大叩きするのが特徴で、ここ最近は優勝スコアをイーブンパーと想定して作っている。確かに、優勝スコアがイーブンパー以上だった大会がここ10年で4試合となっているが、2011年大会ではローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算16アンダーで優勝するなどコースによって難しさが変わるのも事実である。
スコットは今週開催されるフェデックス・セントジュード・クラシックに出場。しかも10年ぶり。それだけ全米オープンにかける思いは強いのだろう。最終調整をして是非とものこの難コースを制して欲しい。