初のメジャータイトルへ 好発進のR.ファウラー「準備は整っている」
更新日:2017/06/16 13:33
掲載日:2017/06/16 13:28
現地時間15日にウィスコンシン州エリンヒルズで開幕を迎えた全米オープン。第1ラウンドではリッキー・ファウラー(米)がノーボギーの7アンダー「65」を叩きだし、単独首位に立った。
例年の全米オープンらしからぬ、スコア伸ばし合いとなった初日。アンダーパー以上をマークした選手は44人を数え、同大会において25ラウンド目となったファウラーは「これほどまでにストレスフリーな全米オープンのラウンドは初めてだよ」と振り返った。
7アンダーは同大会の第1ラウンドにおける最多アンダーパー記録に並んだ。「ゴルフの歴史の一部になることができるのはいつだって嬉しい」と喜びを語ったが、あくまで見据えるのは優勝のみ。「それ以上に、日曜日にみんなの記憶に残ることをしたいね」
ここ6大会のメジャートーナメントでは、メジャータイトルを獲得したことのない選手が優勝を果たしており、仮にファウラーが今週優勝を果たせばその流れは継続されることとなる。メジャータイトルを持ってない選手のなかでは、自身がベストプレーヤーの一人ではないか問われたファウラーは「それは誉め言葉だと思っておくよ。ここには、メジャーで優勝していなくても素晴らしい選手がたくさんいる。いつか、その肩書を外すことが出来れば嬉しい」と答えた。
初のメジャー優勝に向けて「その準備は整っている」と話したファウラー。「今年はザ・ホンダ・クラシックで優勝することができて、過去にはザ・プレーヤーズを勝っていることも自分にとっては大きいんだ。楽しい1週間になるよ」と、ビッグタイトルへの手ごたえを掴んだ木曜日となった。