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18番の劇的バーディで鈴木愛が通算5勝目 三ヶ島かなは一歩及ばず

更新日:2017/06/25 16:23
18番の劇的バーディで鈴木愛が通算5勝目 三ヶ島かなは一歩及ばず
劇的な展開で今季2勝目を挙げた鈴木愛。(写真提供:Getty Images)

 

 国内女子ツアーのアース・モンダミンカップは25日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。鈴木愛が3アンダー69で回り、通算18アンダーで今季2勝目を挙げた。

 最終日は鈴木と1打差単独2位から出た三ヶ島かなの一騎打ちに。三ヶ島が1番でバーディを奪いトップに並んだものの、2番でボギー。一方の鈴木は2番、4番でバーディをマークして、前半を終わって鈴木がリードを2ストロークに広がる。

 サンデーバックナインは共に13番までパープレーが続いた後に、両者が14番でバーディを奪って2打差のまま終盤へ。すると17番で鈴木がバーディチャンスにつけるものの、そこからまさかの3パットを喫してボギーとし、最終ホールを前にリードは1ストロークに縮まる。

 迎えた18番。共にパーオンに成功すると、三ヶ島は先に長い距離のバーディパットを沈めて鈴木にプレッシャーをかけたが、鈴木はバーディパットを入れ返してホールアウト。最終ホールでの劇的な展開で鈴木がツアー通算5勝目を手にした。一方、初優勝を狙った三ヶ島は一歩及ばず、ホールアウト後には涙を見せた。しかし、初の最終日最終組でメジャー2勝を誇る相手に堂々とした戦いぶりを見せ、近い将来でのツアー優勝を予感させる18ホールとなった。

 その他上位は、通算14アンダー単独3位に笠りつ子。通算13アンダー単独4位には堀琴音が入った。永久シード保持者の不動裕理が最終日のベストスコアとなる7アンダー「65」を叩き出して通算12アンダー単独5位となっている。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓)は通算10アンダーで香妻琴乃らと並び7位タイでフィニッシュしている。

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