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谷原、初優勝に手が届かず... J.ラームが6打差圧勝

更新日:2017/07/10 08:44
谷原、初優勝に手が届かず... J.ラームが6打差圧勝
前日トップと2打差の4位と好位置につけていた谷原は、13番でイーグルを奪うも、スコアを伸ばし切れず、通算15アンダー10位タイ。

 

 欧州ツアーのドバイデューティーフリー アイリッシュオープン by ローリーファウンデーションは現地時間9日、北アイルランドのポートスチュワートGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ジョン・ラーム(スペイン)がツアー初優勝を飾った一方、日本から参戦している谷原秀人は10位タイ、松山は14位タイとなっている。

 前日2打差の単独4位で終えた谷原は、4番でこの日最初のバーディを奪うも、8番でボギーを叩き、前半を終える。後半は13番パー5でイーグルをマークするが、16番、17番と連続でスコアを落とし、トータル1イーグル、1バーディ、3ボギーの「72」でホールアウト。前日まで上位争いを繰り広げていたものの、通算15アンダー10位タイとツアー初優勝に手が届かなかった。

 また、22位タイからスタートした松山は、4つのパー5のうち3ホールでバーディを奪うなど、順調にスコアを伸ばす。上りホールでボギーを叩いたものの、トータル5バーディ、1ボギーで回り、通算13アンダーでフィニッシュ。全英オープン(20日〜23日/英国)前の大会を14位タイで終えている。

 優勝は、通算24アンダーと後続を圧倒したラーム。前日首位タイに浮上した同選手は7番から4連続バーディ、4番、14番でイーグルをマークするなど、7アンダー65と完璧なラウンド。今季米男子ツアーで初勝利を挙げたラームにとって、欧州ツアーの初タイトルとなった。

 その他上位勢は、6打差の2位タイにリッチー・ラムゼイ(スコットランド)とマシュー・サウスゲート(英)、通算17アンダー4位タイにデビッド・ドライズデイル(スコットランド)、ライアン・フォックス(ニュージーランド)、ジャスティン・ローズ(英)、そして前日トップタイのダニエル・イム(米)が続く。現在レース・トゥ・ドバイ1位のトミー・フリートウッド(英)は通算15アンダー10位タイで大会を後にしている。

(写真提供:Getty Images)

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