「今は絶好調」鉄人・室田淳が3連覇に自信 芹澤は地元大会も不安を…
更新日:2019/07/09 14:31
掲載日:2017/07/10 15:59
シニアツアーの「ファンケル クラシック」(賞金総額7,200万円、優勝賞金1,500万円)が今年も8月18日から3日間、静岡県裾野市の裾野カンツリー倶楽部で開催されるが、本大会を前に10日、都内ホテルで行われた記者発表会に、日本プロゴルフ協会会長の倉本昌弘、室田淳、中嶋常幸、芹澤信雄、崎山武志、芹澤信雄、鈴木亨らが出席した。
「シニアの元気が日本の元気!!」をスローガンに2001年にスタート、今回で第17回を数える同大会だが、ギャラリー数は7年連続で2万人を超え、国内シニアツアーでは最大規模の動員数を誇る。また、舞台となる裾野カンツリー倶楽部は全長が昨年の6,962ヤードから7,106ヤードに伸び、コースレートも72.2から73.0に。シニアのトップ選手たちがいかにコースを攻略するのかも注目だ。
大会3連覇を目指す室田は昨季大会を振り返り、最終ホールでのイーグルを「ゴルフ人生で最大の1打」と表現。「コースも自分に合っているし、高校野球をやっていたので暑さにも強い」と、大会5勝目に向けて自信を見せた。
さらに先週のシニアツアー「KYORAKU MORE SURPRISE CUP 2017」では後続に4打差をつける圧勝で、19年ぶりにツアー最多勝利数を更新する通算18勝目を記録。「今は絶好調」と話し「大会が今週なら優勝争いができる」と笑顔を見せた。
しかし、大会初優勝を狙う中嶋らが「楽しみな大会」と語る一方で、地元での戦いに挑む芹澤は不安を吐露。前週も単独75位、今季の最高成績が42位タイとあって「全くそういう(優勝の)気配がないので、土曜日のチャリティーオークションで頑張りたい」と自虐気味に語るも「地元なので頑張ろうという気持ちは一番強い」と意気込んでいた。