藍、41位タイで決勝ラウンドへ! 野村と葭葉も予選通過
米女子ツアーの今季メジャー第3戦 全米女子オープンは現地時間14日、ニュージャージー州のトランプナショナルGCを舞台に順延となっていた第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を終了。日本勢は宮里藍、野村敏京、葭葉ルミが予選を通過している。
今季限りでの引退を表明した宮里は、5番でこの日最初のボギーを叩いたものの、直後の6番でバーディを奪取。しかし、7番パー3でダボを叩いて前半を折り返す。後半は15番、18番のパー5でスコアを伸ばし、トータル3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73でホールアウト。スコアを1つ落としたものの、通算1オーバー41位タイで決勝ラウンド進出を決めている。
一方、野村は4バーディを奪うなど順調にスコアを伸ばし、首位と4打差の6位タイに浮上。また前日「68」を出し、3位タイと好スタートを切った葭葉だったが、1番からダボを叩くなど、4オーバー76と大きく崩れるも、通算イーブンパー31位タイで予選通過を果たしている。
上位争いは、メジャー2勝目を目指すフォン・シャンシャン(中)が通算8アンダーと後続に2打差をつけて単独首位をキープ。アマチュアのチェ・ヘジン、李定垠、エイミー・ヤンの韓国勢が通算6アンダー2位タイにつける。その他、ロレックスランキング(女子世界ランキング)1位のユ・ソヨン(韓)が通算4アンダー6位タイ、ブルック・ヘンダーソン(カナダ)、リディア・コ(ニュージーランド)が通算3アンダー10位タイと続く。
その他日本勢は、横峯さくらが通算4オーバー69位タイ、鈴木愛が通算6オーバー85位タイ、川岸史果と宮里美香は通算7オーバー99位タイ、渡辺彩香が通算10オーバー129位タイで予選落ち。また、現在国内女子ツアー賞金ランキングトップのキム・ハヌル(韓)は、通算6オーバー85位タイ、アリヤ・ジュタヌガーン(タイ)も通算7オーバー99位タイと2日目にして大会を後にしている。
(写真提供:Getty Images)