これがメジャー20戦目! 松山の挑戦19回を振り返る
今年度のメジャー第3戦 全英オープンがまもなくスタートする。これがメジャー挑戦節目の20戦目となる松山英樹。そこで過去19回の奮闘を振り返った。
初のメジャー挑戦となったのは2011年のマスターズ。当時まだアマチュアだった19歳の松山は、日本人アマとして初めて出場した祭典で見事予選通過を果たすと27位タイに入りローアマを獲得。世間を沸かせ翌年も同舞台で4日間を戦い抜いた(54位タイ)。
そんな松山の名前を世界にとどろかせたのが2013年だろう。この年は全米オープンで10位タイに入ると、全英オープンでは6位タイ、全米プロゴルフ選手権で19位タイに入るなど、メジャーの大舞台でもまったく物おじしない抜群の安定感を示した。
初めて4大メジャーに連続して出場した2014年は予選落ち1回、最高位は35位タイとやや不完全燃焼に終わったが、2015年は初っ端のマスターズで最終日にベストスコア「66」をマークして自身最高位の単独5位でフィニッシュ。翌2016年は同舞台で7位タイと再び上位入りを果たすと、全米、全英は予選落ちに終わったものの、全米プロで自身最高位を更新する4位タイに入って、いよいよメジャー制覇かという機運を高まらせた。
そして期待高まる中で迎えた2017年度。マスターズを11位で終えた松山は、続く先月の全米オープンで2位タイに入り、優勝にあと一歩と迫っている。
自身5回目の全英オープンを前に発表された最新オッズでは、1番人気のジョーダン・スピース(米)とダスティン・ジョンソン(米)、2番人気のジョン・ラーム(スペイン)らに続く3番人気となっている松山。パワーランキングでも6番手と上位に予想されている。果たして20回目の挑戦で日本男子悲願のメジャー制覇となるか。
大きな期待を背負って松山は現地午前10時9分(日本時間20日午後6時9分)にトミー・フリートウッド(英)、ブルックス・ケプカ(米)とスタートを切る。
【松山の過去19戦のメジャー戦績】
2011年マスターズ:27位タイ
2012年マスターズ:54位タイ
2013年全米オープン:10位タイ
2013年全英オープン:6位タイ
2013年全米プロゴルフ選手権:19位タイ
2014年マスターズ:予選落ち
2014年全米オープン:35位タイ
2014年全英オープン:39位タイ
2014年全米プロゴルフ選手権:35位タイ
2015年マスターズ:単独5位
2015年全米オープン:18位タイ
2015年全英オープン:18位タイ
2015年全米プロゴルフ選手権:37位タイ
2016年マスターズ:7位タイ
2016年全米オープン:予選落ち
2016年全英オープン:予選落ち
2016年全米プロゴルフ選手権:4位タイ
2017年マスターズ:11位タイ
2017年全米オープン:2位タイ
(写真提供:Getty Images)