B.ランガー、完全優勝でメジャー通算10勝目！

　米チャンピオンズツアーの今季メジャー第4戦 全英シニアオープンは現地時間30日、ウェールズのロイヤルポースコールGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ベルンハルト・ランガー（独）が通算4アンダーでメジャー大会通算10勝目を飾っている。

　2010年と2014年に同大会を制しているランガーは、3度目の優勝に王手をかけたこの日、3番からボギーが先行する苦しいスタートに。しかし、要所でパーセーブとするなど、トータル1バーディ、2ボギーの「72」でホールアウト。同一大会3度目の制覇とともに、シニア史上最多となるメジャー大会10勝の偉業を成し遂げている。

　2010年のライダーカップで米国チームの主将を務めたコリー・ペイビン（米）は3バーディ、3ボギーとランガーに追いつくことは出来ず、3打差の単独2位。通算イーブンパー3位タイに、ビリー・アンドレード（米）、フレッド・カプルス（米）、ピーター・ロナード（豪）が続く。

　その他、8番でエースをマークしたデビッド・マッケンジー（豪）は、通算2オーバー9位タイ、前日好スコアをマークしたミゲール・A・ヒメネス（スペイン）は、2つスコアを落とし、通算3オーバー11位タイ。メジャー第3戦「コンステレーション・シニアプレーヤーズ選手権」を制したスコット・マッキャロン（米）は通算7オーバー23位タイとなっている。