最年少での偉業かかるJ.スピース「リラックスできている」
更新日:2017/08/10 12:33
掲載日:2017/08/10 12:31
全米プロゴルフ選手権(現地時間10〜13日/ノースカロライナ州、クエール・ホローC)開幕を控え、史上最年少でのキャリアグランドスラムのかかるジョーダン・スピース(米)が公式会見で現在の心境について語った。
「プレッシャーはあると思う。だけど実感がない。確かにこの年齢でキャリアグランドスラムがかかっている分、周りからの期待が大きいのは理解できる。例えばこれから10年経っても勝てなかったからプレッシャーは大きくなると思うけど、できればそうはなりたくない。3つ目のメジャーを制したのがつい2週間前のことだったし、そんなにプレッシャーを今はかけれらないよ」とスピース。
自身の状態に関しては「良い調子だし、リラックスできている。クエール・ホローCはタフなコースだから、ドライバーがカギとなってくる。上手くいけばチャンスがあると思うよ」と良い意味で気負ってはいないようだ。
過去にキャリアグランドスラムを達成したのは、ジーン・サラゼン(米)、ベン・ホーガン(米)、ゲーリー・プレーヤー(南ア)、ジャック・ニクラウス(米)、タイガー・ウッズ(米)の5人のみ。このうち最年少は2000年にタイガーが記録した24歳206日だ。先日誕生日を迎えたばかりのスピースがもし全米プロを制することになれば24歳18日で、タイガーの記録を約半年更新することになる。