降りしきる雨の中、第23回日本ジュニアゴルフ選手権開幕!
第23回日本ジュニアゴルフ選手権競技が16日、埼玉県川越市の霞ヶ関カンツリー倶楽部を舞台に開幕し、第1ラウンドの競技が行われた。男子15歳〜17歳の部は東コース、男子12歳〜14歳の部、女子15歳〜17歳の部、女子12歳〜14歳の部は西コースが使用された。
【男子15歳〜17歳の部】
2アンダー69で単独首位となったのは平本世中(厚木北高3年)。平本は1番からのスタートし、3番でボギーを叩くも、直後の4番ですぐさま取り返し、6番、8番でもバーディを奪うい2アンダーで折り返す。後半15番でスコアを1つ落とすも最終ホールをバーディで締め、初日2アンダー69で終えた。
イーブンパー2位タイには大澤優(開志国際高3年)、小林忍(秀岳館高3年)、児玉章太郎(沖学園高2年)。1オーバー5位タイに石坂友宏(日本ウェルネス高3年)、河本力(松山聖陵高3年)、安達大空(津田学園高3年)ら8選手が続いている。また、石川遼の弟、石川航(浦和高3年)は2オーバー13位タイ、今年の関西オープンゴルフ選手権でローアマを獲得した杉原大河は4オーバー34位タイとなった。
【男子12歳〜14歳の部】
3アンダー68で回った竹内優騎(天神中3年)が初日単独首位に立った。竹内は中部日本アマチュアゴルファーズ選手権で優勝するなど今年3つのアマチュア大会を制しており、この日も3バーディ、ノーボギーと安定したプレーを展開した。
1アンダー単独2位に小林大河(東金町中2年)、イーブンパー3位タイに鈴木隆太(野田第一中3年)、湯原光(西成東部中2年)がつけている。
【女子15歳〜17歳の部】
昨年は現在プロとなった新垣比菜が優勝したこの部門で3アンダー70をマークし、単独トップとなったのは菅沼菜々(埼玉栄高3年)。菅沼は前半2オーバーとするが、後半2番でバーディを奪うと、4番、6番と順調にスコアを伸ばす。上がり2ホールもバーディと後半に巻き返し、3アンダーでホールアウトした。
2アンダー単独2位に2016年日本女子オープンゴルフ選手権で第3ラウンドを終え単独トップとなった長野未祈(麗澤高2年)、3アンダー3位タイに石井理緒(開志国際高3年)、政田夢乃(北海学園札幌高2年)、小倉彩愛(岡山操山高2年)となっている。
【女子12歳〜14歳の部】
平木亜莉奈(御代田中3年)と佐久間朱莉(名細中3年)が1オーバー74でトップタイとなった。平木は長野県ジュニアゴルフ選手権3連覇、佐久間は2016年関東ジュニアゴルフ選手権を制するなど実力のある2選手だ。
2オーバー3位タイに梅津真優美(M.C.Perry 2年)、仁井優花(小阪中3年)、3オーバー5位タイに横山栞子(東部中2年)、鶴瀬華月(南吉成中3年)、梶谷翼(山陽女子中2年)。前年優勝者の長谷川せら(各務原市立稲羽中3年)は4オーバー単独8位発進となった。