今季初優勝でポイントランク急浮上のH.ステンソン、「スケジュールが変わってしまった」
更新日:2017/08/21 17:46
掲載日:2017/08/21 13:53
米男子ツアーのウィンダム選手権が現地時間20日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が今季初優勝を飾っている。
前日トップに浮上したステンソンは、最終日も6アンダー64をマーク。オリー・シュナイダーヤンズ(米)に1打差と迫られるも、2016年の「全英オープン」以来となるツアー優勝を飾った。
この4日間「66」以上をマークしたステンソンは「今週を優勝で締めくくることができてとても満足している。できる限りバーディを積み重ねなければならなかった。オリーはスコアを落とさないし、他の選手も僕に迫ってきていた。最後にトップで終われて幸せだ」と13カ月ぶりの優勝を喜んでいる。
大会前のフェデックスカップランキングは75位とすでにシード権を確保しているステンソンだが、PGAが規定する年間最低出場数の15試合に満たないため、今大会に出場したようだ。しかし、この優勝でフェデックスカップランキング23位に急浮。上位70選手が出場する「BMWチャンピオンシップ」と上位30選手が出場できるプレーオフシリーズファイナル「ツアーチャンピオンシップ」出場権獲得に大きく近づいた。
これを受け、ステンソンは「このようになるなんて思ってもいなかった。偶然にもこのようなことが起きて、僕のスケジュールは変わってしまった」とコメントを残している。