ラスト2に臨む藍!「最後まで私らしくチャンレンジする」
更新日:2017/08/31 14:05
掲載日:2017/08/31 13:02
米女子ツアーのキャンビア・ポートランド・クラシックが現地時間31日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に開幕する。
ついにその時が本人の口から名言された。30日に宮里藍は「最後の試合。」というタイトルでブログを更新。その中で藍は「ここ暫く考えた結果、今の現状で自分のゴルフが家族を超えることはないと心から感じており、現役最後の試合を、今年最後のメジャーであるエビアンで終える事を決めました。非常に難しい決断ではありましたが、今は家族のサポートがとても重要でありまた自分でもそうしたいと思っています。」(原文ママ)とつづり、今季メジャー最終戦を引退の場に決めたと伝えた。
これで残された大会は今週のポートランド・クラシックとエビアン選手権の2試合となった。「私としては、残されたこの2試合をしっかりと全力で頑張る事。最後まで私らしくチャンレンジするという事」と藍。かつて最高峰のゴルフに憧れて海を渡り、苦しみながらも世界ランキング1位に上り詰めた彼女のラストチャレンジ。メジャー前最後の試合となる今大会はその一挙手一投足に多くの視線が集まりそうだ。
藍の他にも横峯さくら、宮里美香、上原彩子、畑岡奈紗と4人の日本人プレーヤーがエントリー。1986年に岡本綾子、2010年に藍、2012年に美香が優勝している日本勢にとってはなじみの深い大会で優勝争いを繰り広げることができるか。
(写真提供:Getty Images)