スピースが罰でホール落とす 主将プライス「馬鹿げたルール」
更新日:2017/10/01 14:16
掲載日:2017/10/01 13:11
ザ・プレジデンツカップ3日目(ニュージャージー州のリバティ・ナショナルGC)、ジョーダン・スピース&パトリック・リードとジェイソン・デイ(豪)&ルイス・ウーストハウゼン(南ア)の一戦でスピース組がペナルティを受けた。
オールスクエアで迎えた12番パー4(325ヤード)、ウーストハウゼンはグリーンの外からイーグルを狙って強めにパッティングしたが、惜しくもカップを過ぎていった。デイがすでにバーディを決めていたこともあり、スピースはボールが完全に止まる前に自身のパターで拾い上げ、ボールをウーストハウゼンに返した。
しかし、ここで競技委員が、完全にボールが止まる前に拾い上げるのは規則違反とし、このホールはスピース組の負けとなった(規則1-2:球の動きに影響を及ぼす、あるいは物理的条件を変える)。
スピース、リード、副キャプテンのタイガー・ウッズも納得できないという様子。それ以上にデイ&ウースハウゼンも納得できず、次の13番をコンシードするからオールスクエアで14番を迎えようと提案したが、スピースは断った。結果的に2&1でスピース&リードが勝利を収めた。
世界選抜チーム主将のニック・プライス(ジンバブエ)は「素晴らしいスポーツマンシップだったが、本当に馬鹿げたルールだ。ジョーダンに申し訳ないと思った。私だけじゃなくて皆そう思ったよ。意図的にやったわけでも、悪意があってやったわけじゃないのに」と少々強い言葉でコメントした。