松山、J.トーマスに勝利するも... 米国選抜が7連覇達成!
ザ・プレジデンツカップが現地時間1日、ニュージャージー州のリバティ・ナショナルGCを舞台に最終日の競技を終了。松山英樹はジャスティン・トーマスに勝利したものの、米国チームが19対11で勝利し、7連覇を成し遂げた。
最終日はシングルマッチ12試合が行われた。世界選抜の中で世界ランキング最上位に付ける松山は、第3マッチで初日と3日目で苦杯をなめたトーマスと対戦。1番からトーマスに先手を許す厳しい展開になるも、6番のバーディで逆転。その後も松山は順調にリードを広げ、3&1で勝利した。3日目午前に欠場した以外の全試合に出場した同選手は1勝2敗1分けの1.5ポイントを獲得して今大会を終えている。
3日目まで米国選抜に完敗の世界選抜だったがこの日は一転する。第1マッチでマーク・リーシュマン(豪)がケビン・チャペルと引き分けるも、第2マッチでは元世界ランキング1位のジェイソン・デイ(豪)がチャーリー・ホフマンを2&1で下す。続く第3マッチで松山が勝利するも、第4マッチでダニエル・バーガーがキム・シウ(韓)に2&1で競り勝ち、この時点で米国選抜の勝利が確定した。
その後の第5マッチ、第6マッチでは、南アフリカ勢のチャール・シュワーツェルとルイス・ウーストハウゼンが、マット・クーチャーとパトリック・リードにそれぞれ勝利。第7マッチに登場したブランデン・グレイス(南ア)は世界ランク1位のダスティン・ジョンソンに善戦するも引き分けに終わる。
第8マッチではアダム・スコット(豪)が3&2でブルックス・ケプカを、第9マッチのジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)がジョーダン・スピースを2&1で下す。第10マッチのケビン・キスナー対アニルバン・ラヒリ(インド)はオールスクエアで終了した。
最後の2マッチでは、フィル・ミケルソンとリッキー・ファウラーがアダム・ハドウィン(カナダ)とエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)にそれぞれ2&1、6&4で勝利。最終日は世界選抜が6勝3敗3分けと意地を見せ、2017年プレジデンツカップの全日程が終了した。
次回のプレジデンツカップは、2019年12月にオーストラリアのロイヤル・メルボルンGCで開催される。
(写真提供:Getty Images)