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久保勝美が6アンダーで単独トップ P.マークセンは3打差4位発進

更新日:2022/10/26 00:57
久保勝美が6アンダーで単独トップ P.マークセンは3打差4位発進

 

 国内シニアツアーの第56回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップは5日、茨城県のサミットゴルフクラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。6アンダー66で回った久保勝美がトップに立っている。

 インスタートの久保は1アンダーで折り返すと、1番でバーディを奪ったのを皮切りに、アウトで計5バーディを奪い首位浮上。ツアー通算2勝目へ向け、好発進となった。

 また、昨年は後続に8打差をつける通算20アンダーで完全優勝を飾ったプラヤド・マークセン(タイ)が、トップと3ストローク差の単独4位とまずまずのスタートを見せた。今季もシニア3勝に加えて、レギュラーツアー開幕戦のシンガポールオープンで優勝するなど、昨年にも増して好調をキープしている。

 大会連覇を狙ってアウトからスタートしたこの日は1番からいきなり3連続バーディを披露。その後10番でダブルボギーを叩くなど、17番までにすべて貯金を使い果たしたが、17番でバーディ、18番でイーグルと上がり2ホールでまくって3アンダー69。トップを十分視界に捉えて初日のラウンドを終えた。

 2ストローク差の2位タイに米山剛と盧建順(台)がつけ、単独4位のマークセンを挟み、2アンダー70の5位タイには2週連続優勝を狙う加瀬秀樹や湯原信光ら7選手が並んでいる。

 倉本昌弘、友利勝良、羽川豊、田村尚之がイーブンパー72の21位タイと静かなスタート。2013年全米プロシニアゴルフ選手権を制した井戸木鴻樹は1オーバー73の32位タイ、元祖怪物・川岸良兼は2オーバー74の42位タイ、中嶋常幸は3オーバー75の63位タイから2日目以降の巻き返しを狙う。

 一方、日本プロシニア4勝の室田淳が体調不良のため、2007年大会を制した尾崎健夫は右指痛のためラウンド終了後に棄権を表明。第1ラウンドを終えて2人の歴代チャンピオンを欠くなど、やや寂しい幕開けとなっている。

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