4年ぶり優勝を逃したP.ミケルソン、15カ月ぶりのトップ3に手ごたえ
更新日:2017/10/09 12:47
掲載日:2017/10/09 12:22
現地時間8日、米男子ツアーの2017-18シーズン開幕戦のセーフウェイ・オープン(カリフォルニア州、シルバラード・リゾート&スパ)がブレンダン・スティール(米)の連覇で幕を閉じた。昨季不振に喘いだフィル・ミケルソン(米)が約15カ月ぶりにトップ3入りを果たしている。
2013年の全英オープンを最後に優勝から遠ざかっているミケルソンは、最終日に一時は首位のスティールに1打差と迫ったが、惜しくも届かず、3打差の3位タイでシーズン初戦を終えた。しかし、この成績は2016年全英オープンで単独2位に入って以来の好成績となる。
試合後、ミケルソンは「今日は良い1日だった。とても難しいコンディションだったが、十分に楽しむことができた。優勝のチャンスもあったからね」と最終ラウンドのプレーに手ごたえを感じたようだ。
後半16番を終え、トップとは1打差だったが、17番パー4でティーショットを左に曲げ、ボールはラフへ。しかも目の前には大きな木が立ちふさがり、直接グリーンを狙うことは出来ず、このホールをボギー。4年ぶりのツアー優勝には手が届かなかった。
「上り3ホールでバーディが必要なことはわかっていた。17番のティーショットがフェアウェイをキープしていたら、バーディが取れていたと思う。でも、ミスが許されない場面でミスし、ボギーとしてしまった」とミケルソンは後悔を口にした。
しかし、2週後のWGC-HSBCチャンピオンズ(現地時間26日/上海、シャーシャン インターナショナルGC)に向け同選手は「アイアンやパッティングの調子も良くなってきた。試合の感覚も戻ってきている」と調子の良さをアピールしている。