ゴルフ&葉巻が大好きなバスケの神様、若手プレーヤーについて語る
バスケットボールの神様ことマイケル・ジョーダン氏が、PGAツアー選手権に出場するという噂が過去にあった。もちろん実現はしなかったが、ジョーダンの熱い思いが消えたわけではない。資金も時間もあり、今も大好きなゴルフとタバコを思いのままに楽しんでいる。
米国シガー専門誌の『Cigar Aficionado』のインタビューに、一日に6本の葉巻を吸うと明かしたジョーダン。趣味のゴルフについては「36ホールをほとんど毎日回っているよ」と話し、ザ・プレジデンツカップとライダー・カップでは熱狂的な米国選抜ファンのひとりとして会場に足を運ぶことも。
ジョーダンは若手プレーヤーの印象について以下のように語っている。
ジョーダン・スピース(米):「4週間前にカボ・サン・ルーカスで一緒にプレーしたばかり。とても礼儀正しい、いい子だよ! しかも非常に気持ちが強く、勝利への意識が高い。それでこそ“ジョーダン”というものさ。遠くへは飛ばさないが、パターが上手い。この特徴は彼の努力の賜物だね」
ローリー・マキロイ(北アイルランド):「才能がある。小柄な身体からものすごいパワーを生み出すんだ。私のような大男がかなわないのだから驚きだ」
リッキー・ファウラー(米):「まったく飾らない、ありのままの姿。普通の人たちや子供たちと共鳴できる、まさに天才だと思う」
ジャスティン・トーマス(米):「初めて出会ったのは彼が12歳の時。素晴らしい才能の持ち主だ」
ジョーダンはまた、いまだ根強い人気を誇るジャック・ニクラウス(米)やタイガー・ウッズ(米)について問われ、次のようにコメントした。
「史上最強の選手はどっちなのかとマスコミは聞きたがるが、目的はPRだろう? ジャックとタイガーが直接対決したことなどないんだから分かるわけがない。私はチャンピオンシップで6勝。ビル・ラッセルは11勝。でもだからと言ってビルのほうが私より上だと言えるかい? 私はふたりとも(ニクラウス&ウッズ)素晴らしいと思うよ。どっちが優れているなんて決して言わないよ」