S.ガルシア、欧州ツアーの永久シード権獲得 スペイン人では3人目
更新日:2017/10/22 13:33
掲載日:2017/10/22 12:45
2017年マスターズ王者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、欧州ツアーの永久シード権を授与された。
欧州ツアー通算13勝を誇るガルシアは、1983年のセベ・バレステロス、1994年のホセ・マリア・オラサバルに続き、スペイン人として3人目のツアー永久シード権獲得選手となった。
1999年にプロ転向したガルシアは、欧州ツアーと米ツアーで好成績を残すも、メジャー大会を制するまでに多くの時間を掛けていた。しかし、今年4月のマスターズ(ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)でプレーオフの末にジャスティン・ローズ(英)を下した37歳の同選手は、74試合目にして初めてメジャータイトルを手にした。
永久シード権を獲得してガルシアは「信じられないぐらい名誉なことだ。セベとホセ・マリアと肩を並べられたのは非常に特別なことだ」と喜びを語った。
続けて「欧州ツアーでプレーすることを気に入っていて、ここには多くの忘れられない思い出がある。それに欧州選抜としてライダーカップに出場する以上に名誉なことはないと思っている。セベやホセ・マリア、ほかの偉大な選手たちと同じ空気を吸うことができるなんて恐れ多いが、これは僕にとって特別な瞬間だ」とコメントを残している。
過去にはローズ、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)ら総勢53選手が永久シード権を獲得している。
(写真提供:Getty Images)