最終戦切符争い、運命左右できるTOP5の行方は?/米シニアPO第2戦
現地時間27日に開幕する米チャンピオンズツアーのプレーオフシリーズ第2戦 パワー・シェアーズQQQ選手権(カリフォルニア州シャーウッドCC)。残すところ2戦。今大会後、上位36選手がツアー最終戦への出場権を獲得する。
すでに上位2人は固まった。トップは前週シーズン6勝目を挙げたベルンハルト・ランガー(独)で3,622,358ポイント、2位は2,540,495ポイントのスコット・マッキャロン(米)。今大会の獲得ポイントは610,000ポイントでありランガーのトップ通過は確定、また3位のケニー・ペリー(米/1,747,670ポイント)もマッキャロンに追いつけないため、2人はこのままの順位で最終戦を迎えることになる。
前週に引き続き、注目はやはりトップ5とボーダーライン上にいる選手たちだ。レギュラーツアーと同じく最終戦ではポイントがリセットされる方式で、上位5選手は年間王者に向け、自らの命運をコントロールすることができる。
現時点でその権利を有しているのは3位のペリー、4位のケビン・サザーランド(米/1,510,332ポイント)、5位のジェリー・ケリー(米/1,381,577ポイント)。だが、6位のM・A・ヒメネス(スペイン/1,350,078ポイント)、7位のコリン・モンゴメリー(スコットランド1,344,884ポイント)、10位のビジェイ・シン(フィジー/1,206,235ポイント)といった面々も虎視眈々とその座を狙っている。
またボーダー上も過酷だ。現在ぎりぎりの36位はデビット・フロスト(米)。逆に前週の結果を受けて今季1勝のカルロス・フランコ(パラグアイ)が37位に押し出された。29位のジョン・デイリー(米)も安泰とは言えず、39位のジェイ・ハース(米)らも僅差でラスト1ホールまでもつれることになるだろう。