来年までプレーしない予定だったB.ワトソン 元気づけるために出場
更新日:2018/02/23 10:59
掲載日:2017/11/01 16:21
今年8月のプレーオフシリーズ初戦 ノーザン・トラスト・オープンに出場した際、バッバ・ワトソン(米)は「このシリーズが終わったら、最低でも4か月半は休む。来年までプレーしない」と秋、冬の過ごし方を語っていた。
しかし、今週ラスベガスで開催のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープン(ネバダ州、TPCサマリン)に出場する。一体何があったのか?
妻のアンジーが膝の手術を受けたことにより、ワトソンは息子のボランティア活動に参加、娘の幼稚園のお迎え、妻のサポートに励んでいた。その一方で、「暇だった(笑)、ゴルフがしたくなった」と米ゴルフチャンネルの取材に対して答えた。
10月1日にラスベガスで銃の乱射事件が起こり、多くの命が失われた。妻のアンジーは「ゴルフがしたいんでしょ? ラスベガスは素晴らしい場所だから、プレーして元気づけてあげたら?」と、モヤモヤしているワトソンの背中を押した。
ワトソンは「自分にはゴルフしか出来ないけれど、ラスベガスは最高なんだという事をアピールしたい」と、今大会に懸ける想いは非常に強そうだ。
(写真提供:Getty Images)