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TOTOジャパンクラシックを紐解くいくつかの数字

更新日:2017/11/02 21:09
TOTOジャパンクラシックを紐解くいくつかの数字

 

 日米共催のTOTOジャパンクラシックが明日より開幕する。国内女子ツアーで唯一の全米女子プロゴルフ協会の公式戦。世界のトップランカーが集まる中で日本人選手が優勝争いに絡めるかも注目されるが、ここでは今大会を紐解くいくつかの数字を紹介したい。

「3」:今大会で連覇を果たした選手の数。2001年大会で優勝したアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)はその後2005年大会まで5連覇を達成。そのすべてで2ストローク以上の差をつけており、2003、04年は後続と9打差と圧巻の強さを見せた。高又順(韓/1994、95年)、ベッツィ・キング(米/1992、93年)もタイトル防衛に成功している。

「7」:2005年以来の今大会での優勝者の国籍数。中国、韓国、台湾、アメリカ、日本、オーストラリア、スウェーデンの7か国。日本は2007、11年大会を制した上田桃子の2勝だ。こうしてみると近年は実に多彩な国籍の選手たちが優勝を飾ってきたことがわかる。

「11」:今大会でのプレーオフの数。もっとも最近は2015年大会でアン・ソンジュ(韓)、李知姫(韓)、アンジェラ・スタンフォード(米)が通算16アンダーで並んでサドンデスへ。他の2選手がバーディパットを外す中で、2打目をピンから2メートルにつけたアンがウイニングパットをしっかりと沈めてビッグタイトルを手繰り寄せた。

「44」:今大会の開催年数。1973年に第1回大会を開催し、これまでに何度か名前を変えながら今年で44年目となる。1999年までは関東と関西で交互に開催されていた。

「63」:今大会での1ラウンドの最少ストローク。もっとも最近は2011年大会(三重県、近鉄賢島カンツリークラブ)の第2ラウンドで横峯さくらが記録した。

「192」:今大会54ホールでの最少ストローク。2003年にソレンスタムが叩き出した通算24アンダーはいまでも破られていない。ちなみにこのときの3日間のラウンドは63-63-66。その前の月に史上100人目の世界ゴルフ殿堂入りを果たした実力を見せつけた。

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